三本枝のかみそり狐
951 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/10/25 04:31
ある山に入ろうとした男が道中、人に「この山には狐がいるから馬鹿にされるなよ」
と言われ、気を付けながら入っていく。
それから歩いていてふと見ると、赤ん坊を抱いた若い女の人がふらふらと歩いている。
そして男は狐だと怪しむ。
その後、その女の人が婆さんが住んでいる一軒家に入っていくのを目撃する。
「大変だ。あの家の婆さんが狐に馬鹿される」と男はその家に押し入り、その家の婆さんに
「この女は狐だ」みたいな事を言って、証明するために赤ん坊を囲炉裏の火の中に投げ込む。
「今に尻尾を出す」と男が言っているが、結局赤ん坊は鳴き声を上げながら灰になってゆく。
動揺してに逃げる男に。半分狐となった婆さんが凄い形相で追いかけてくる。
逃げている男はふと寺を見つけ、助けを求めてそこへ逃げ込む。
寺には一人の和尚さんがいて無事にかくまってもらう。
やがて狐の婆さんが来て、
「男を知らんか?」
と言うが、和尚さんは知らないと言って、狐の婆さんは諦めてどこかへ行く。
その後、赤ん坊を殺した事を後悔して、和尚さんに今までの話を全てうち明けると、
「坊主になれ」と言い、髪を剃られる。
「今日はここに泊まっていきなさい」と言われ。男はそこで寝る。
朝起きると寺は無く、男は大量の葉っぱに覆われて寝ていた。
という話。
長文・乱文失礼しました。
赤ん坊が泣きながら灰になる描写が特にトラウマ・・・(´Д`)
どこから馬鹿されていたのだろう・・・
出典:2ちゃんねるオカルト板 【懐かしい】アニメ日本昔話はオカルト満載【語れ】スレより転載