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263 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日: 01/10/21
00:19
行いの良い婆様が、その土地の神様に褒美として、
いくら紡いでもなくならない糸紡ぎをもらうが、条件として
「なんで糸がなくならないのか、不思議に思ってはいけない」と言われる。
婆様はますます仕事に精をだし、
その評判を聞き付けた土地の権力者から、年末に急ぎの仕事をもらう。
婆様はせっせと糸を紡ぐが、残りあとひとつ、ってとこで
「ありがたいねぇ、いったいこの紡はどうなっているんだろう」と
ついうっかりと疑問に思ってしまう。
で、紡からは材料が消える。婆様は神様にお詫びを言うが、紡は戻らない。
神様に謝り続ける婆様・・・。
ラストはいかにも寒そうな火のない囲炉裏端で、婆様が背中を丸めて
紡を手に座ったまま冷たくなっている・・・って話だったけど、
やっぱ救いようのなさがすごく怖かった。
話はうろ覚えだから、間違ってるとこあるかも。
出典:2ちゃんねるオカルト板『まんが日本むかしばなしの怖い話 』スレより転載