「・・・・・してそなたは
何故ここへ来た・・?」










図書(ずしょ)は、包まずに・・・宿直
(とのい)の間での出来事を述べ・・







拙者がと、名乗り出てここに
参りましたと・・・言いました。









「ほう・・・そちはよくよく
気が強いのう・・・。」









「それではこれをやろう。」









ベリッ!










































ガチャリ・・・!

















「戻って皆の者に確かに行ったという
証拠が欲しかろう・・・。


それを遣わす程に持って行きゃれ。。」










それは・・・引きちぎられた、
兜の錏(しころ)でした。








錏とは・・・首から襟にかけて
防御するところの物です。。










「図書(ずしょ)とやら・・・
ここは人間の来る所ではない。。

決して二度と来てはならんぞ・・。」












ヘッヘッヘッヘッヘッ!


ケーッケッケッケッ!






ヒッヒッヒッヒ・・・!





ケーッケッケッケッ・・・!



























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