「さっ・・・佐吉・・・」










「おめぇ・・・もも・・もしや幽霊じゃ!?」




















チャポン・・・









バシャッ!!


「佐吉!何するだ!!
何するだ!やめろっ!!」









バシャッ!!





「やめんかぁぁーっ!!」


















「やめてくれっ、佐吉!
わしが悪かった!頼む、
やめてくれぇーっ!





「助けてくれぇぇーっ!」

バシャッ!!














「やめてくれぇーっ!
わしが悪かった!頼む、
やめてくれぇー!




「助けてくれぇぇーっ!」






チャポン・・・







バシャッ!!




















「ぅわぁぁぁっ!?」








「佐吉ぃー!おめぇの舟に、



乗せてくれぇーっ!!」












「おめぇーのぉぉー、舟にー、


乗せてくれぇぇぇーっ!!」




「佐吉ぃー!!



佐吉ぃぃー・・・っ!!」





















「佐吉ぃぃぃぃーっ!!」




太兵衛はしばらくは・・・
海に漂っておったが・・・


そのまま大きな波にのまれて・・・




どこへともなく・・・姿を消してしもうた。















いかがでしたでしょうか・・・?
このお話は、半行人さんからの提供でお送りいたしました。
半行人さん、本当に有難うございましたm(_ _)m



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