亡者の通る道

46 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・:2000/10/03(火) 23:34

昔々、あるところに一人の男が住んでおった。
その男はある日、行き倒れの罪人を介抱する。
しかし手当ての甲斐もなく罪人は死んでしまう。

それから何年かして嫁さんをもらった男が家を建てたのだが、
それから妙なことが起りだす。家のものがなくなったり、布団が動いていたり。
子供ができたら、その子供がふわふわ浮いたりへんな笑い声や泣き声がすることも。
すっかり参ってしまった夫婦に、昔男に助けてもらった罪人の霊が
「ここは亡者の通り道だからしょうがない。
子供を残して死んだ者はつい可愛くて抱こうとするだろうし、飯や布団に未練のある者もいる。」
とことの真相を語る。
で、家を移動したらそれからは怪奇現象は起らなくなったという話。
とにかく絵がこわかった。


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