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・・・そんなお爺さんには・・・
夢があった。 |
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それは大好きな桜の花を 咲かすことじゃった・・・。 |
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ある年のことお爺さんは、 |
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いつものように植木になるような
若木を探して山を歩いていると・・ |
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・・・目の前に・・・春の日を浴びて、
今を盛りと咲く桜の花に出会った。
その美しさに心を奪われてしまった。。 |
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お爺さんはそれからどうしても、 |
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自分の庭でその桜の花を |
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咲かせたいと思うように
なったのじゃ・・・。
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・・・・じゃがどういうわけか |
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これまでに取り木したこの桜の枝は、
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お爺さんの思い通りには上手く
育たなかった。 |
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じゃがお爺さんは・・・ |
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諦めず・・・・何度も何度も、
取り木を試みた。。 |
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お爺さんは・・・今度こそ上手くいく
ことを願いながら、眠りに就いた。。 |