次の日・・・。

その話が、殿様の耳に入り・・・
早速・・図書(ずしょ)が呼ばれ、







兜の錏(しころ)を差し出したところ・・


それは殿様が宝として、宝物庫に
しまっておいた・・



兜の錏(しころ)とのことでした。






ドタドタドタドタ・・・ッ!


すぐさま・・・




殿様は宝の兜を検(あらた)める
ため、




宝物庫に家来を走らせました。





カチャッ!!









 ガ

 タ

 タ

 タ

 タ

 タ

 タ

  ・

  ・

  ・
































ギィィーッ・・・!



































ガシャリ・・・!



















図書(ずしょ)が・・持ってきた
錏(しころ)は、




間違いなく殿様の宝の兜の
錏(しころ)でした。




その錏(しころ)が・・・
どうした訳か、引きちぎられて・・
いたのでした。。。












「やっぱり天守に主が棲むという
噂は・・・本当じゃったのか。」














その・・・・姫路城の天守の主は、





姫神(ひめがみ)で、刑部姫
(おさかべひめ)と呼ばれ・・・





遠い神々の昔・・・この城のある山は、
日女道丘(ひめじがおか)と呼ばれ・・
やがて、姫山(ひめやま)と呼ばれた。







春には、桜が・・・咲き匂ったので、
桜木山(さくらぎやま)とも呼ばれた。







刑部姫は・・・この山に棲む、
国つ神であったそうです。






遠い・・・・遠い・・昔の話でした。。。



























いかがでしたでしょうか?うpが遅くなり申し訳ありませんorz
感想などお聞かせいただければ嬉しいです(^^;)

このお話は、半行人さんからの提供でお送りいたしました。
この場をお借りしまして、半行人さんに深く御礼申し上げますm(_ _)m


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